丸ノ内財務マンの備忘録

経理・会計のメモ

スタートアップで働きながら税理士受験_vol2(2023年1月振り返りと2023年2月に向けて)

お疲れ様です。丸の内の財務マンです。2023年も1月が終わりました。税理士試験本番まであと6か月です。同じ受験生や働きながら資格勉強に励んでいる人、よければ、twitterをフォローや読者になるを押してくれると嬉しいです。

 

再掲ですが、私は2022年5月から勉強を開始し、2022年8月の簿記論に無事合格しました。その際、私が大事にしていたことは、課題を言語化し、戦略を練り、行動し、振り返る事です。3か月で簿記論に合格できた要因は、仕事で培ったPDCAを回す事だと思っているので、このブログを通し、2023年の試験も突破します。

 

 

まずいつも通り、簡単に私の状況です。

私の状況

  • 勤め先:スタートアップの経理Mgr

  • 勤務時間:10時~19時半←最近忙しくなってきた...!!

  • 勉強確保可能時間

    • 平日:9時~10時、12時~12時半、20時~21時の約2時間半

    • 休日:9時~11時、13時~16時の約5時間

スタートアップですが、そこまでハードではないです。Mgrという立場もありますが、比較的人間的な生活は維持できてます。2023年3月から期末決算の準備に入るので、今のうちに、勉強を進めたいところ。これは私のポリシーですが、勉強時間は無理のない範囲と決めています。税法は暗記科目なので、詰め込んでもそこまで点数に影響しないと考えています。

(再掲)現状の勉強方針

  • 2023年の受験予定科目は、①財務諸表論、②相続税
  • 簿記論合格済みなので、先に②相続税から勉強中。
  • studyingで基礎を高速学習

  • とにかく基礎を演習の繰り返しで、身に着ける

  • 理論暗記は、穴埋め形式の演習でまず雰囲気を掴む

簿記論と範囲が被っている①財務諸表論の優先度は落とし、2022年内は②相続税法に注力しました。その結果、相続税法の過去問を見ても、内容は理解できており、より明確な課題特定ができそうです。また私はスキマ学習が性に合っているので、studyingでまずは科目の全体像を把握しにいってます。計算問題は、演習を重ねると、点数が伸びていく感覚が出てきてます。問題は理論。

2023年1月の目標

以下の前回記事に記載した2023年1月の目標は以下でした。

スタートアップで働きながら税理士受験_vol1 - 丸ノ内財務マンの備忘録

  1. 過去問を1年分解き、今の実力を測定する
  2. 測定後の戦略を確定する
  3. studyingの開講講座をすべて完了させる
  4. 財務諸表論の勉強スケジュールを決める(WANT)

2023年1月の目標の結果

結果です。

  1. 過去問を1年分解き、今の実力を測定する→OK
  2. 測定後の戦略を確定する→OK
  3. studyingの開講講座をすべて完了させる→NG(残り3講座)
  4. 財務諸表論の勉強スケジュールを決める(WANT)→OK

概ね立てた目標は完了できました。3.の講座受講は、理論暗記を優先したため、1月末時点で残り3講座で止まってます。2月には完了しきれるイメージがあるので良いでしょう。ここには記載がないですが、1月は理論暗記に注力していました。特にstudyingの理論記述演習をすべて3周行いました。その結果、個々の理論の全体像が見え、理論暗記に必要な事も私の中で腑に落ちてきました。

2023年1月までの進捗

  • studyingの進捗77%
  • 計算演習(1~8)は5周実施
  • 理論演習(1~5)は5周実施
  • studyingの理論記述演習は3周実施

進捗としては、正直少し遅いなという感覚です。過去問を解いた所感としては、計算→演習を重ねると行けそう。理論→半分得点は演習回せば行けるが、合格安心ラインに行くためには、理論暗記と問題の意図を掴む練習が必要だと感じました。

2023年1月終了後の課題

  1. 財務諸表論の全体像が掴めていない
  2. 相続税の問題文の意図が分からない
  3. 関連する条文がすぐ出てこない

1.についてはまだ未学習のため、2月にしっかり学習を進めます。2.3.については以下詳細に書きます。

状況としては、重要項目については2022年内にマスターしました。その実力で1月に相続税法の過去問を解きました。その結果、2つの課題が見つかりました。

2.問題の意図が分からない

過去問を見ると、「課税価格に加算される財産の価額及び課された贈与税の課税上の取り扱いについて、関連する条文に触れつつ説明しなさい」という問いが多いです。この際、この取り扱いとは何を意味するのか?、どんな回答を期待しているのか?、解答案上ではなぜその答え方が期待通りなのか?について私の中で理解し、解答を作成できるようにならないといけないと感じました。その為、実務上の本を読み、現場で重視されることを理解することで、本課題の解決を目指します。

3.関連する条文がすぐ出てこない

こちらも相続税の過去問にて「関連する条文に触れつつ説明しなさい」という問いに関する課題です。現状の私の実力では、関連する条文がパっと出てこない、出てきたとしても正しく書けないし、どこまで書けばよいか分からないといった状態です。その為、優先順位が高い条文は先に暗記し、まずは関連する条文をパッと思いつくことにフォーカスして学習を進めます。

2023年2月の目標

  1. 財務諸表論のテキストを一周する(全体像の把握)
  2. 相続税法の理論暗記を進める(優先度★★★は完璧にする)
  3. studyingの開講講座をすべて完了させる
  4. 相続税の実務本を1冊読む←オススメモトム

各課題に対してのアプローチをしっかりしていく2月にしたいです。特に1.2については勉強量の問題ですが、4.について少し今までと異なったアプローチになります。この対策が当たれば、合格に大きく近づく予感がしています。

最後に

しっかり勉強習慣がつき、毎日勉強できているのは良い感じです。ただ他の受験生(多受験も多い)よりも点数を高くするためには、現状だと難しいので、1月の過去問との差異分析は、今後の合否を分ける重要な事項でした。この時期に過去問を解き、自分の勉強方針を修正できたことは非常に良かったと思っています。体に気を付けて、勉強と仕事に励みます!